こんにちは!
脱サラ30代新米農家の
りょーです。
今回は農家になれば
嫌と言うほど田んぼや畑で出会う、
害虫の1つヨトウムシについてご紹介します。
ヨトウムシとは何や?から始まり、
幼虫の画像にそして緑の色や大きさから
種類を簡単にまとめてみましたので
よかったら参考にしてみてくださいね。
そもそもヨトウムシとは何や?
まずはじめに。
「ヨトウムシとはそもそも何?」
について簡単にご紹介すると
ヨトウムシは
ヨトウガ(夜盗蛾)という蛾の幼虫
になります。
わかりやすく例えるなら
- モンシロチョウ(蝶々)
- アオムシ(幼虫)
って感じですね。
つまり何が言いたいのか?
というと結局は蛾の幼虫で
あるということですが…
農業を始めれば、
とにかくこの虫を知らない!
という人はいない程、ある意味、
人気の幼虫になります。
ちなみにヨトウムシを漢字で書くと
「夜盗虫」と書きますが、漢字のごとく、
夜に地上部に出てきて作物を食害することから
この名前が付いています。
ヨトウムシの幼虫を画像で!
農家になり作物を育てれば、
必ず目にすることになる、
ヨトウムシ。
「あれ?何かアオムシがいる?」
と思いきや、
それがヨトウムシなんて話は、
よくある話ですが一体、ヨトウムシとは
どんな姿をしているのでしょうか?
早速、ヨトウムシを画像で
チェックしてみてましょう!
ヨトウムシの画像はこちらです。
幼虫の画像を見ると、一見、
蝶々の幼虫のアオムシにも見えますが、
これがヨトウムシになります。
見た目は可愛い?感じもしますが、
このヨトウムシはかなり食欲旺盛で
イネ科以外のほとんどの植物を食害します。
これらの被害は農家が育てる作物限らず、
プランターや畑で育てる家庭菜園にも現れ、
甚大な被害を及ぼします。
見た目は可愛いかもですが、
作物に1匹いれば、その周りにも
多数いるので見つけ次第、ヨトウムシを
駆除する対策をすることをおすすめします。
大きさや見た目から種類を判別
夜にこっそり現れては、思いっきり
作物を食い荒らすヨトウムシ。
もう見つけた時には「クソがっ!」
と怒りが増すばかりですが、
実はこの ヨトウムシには多数の
種類が存在します。
「えっ、これもヨトウムシ?」
と知れば悲しくなりますが、
大事な作物を守る為でも多数の
ヨトウムシの種類の見分け方を
覚えておきましょう!
ここからは大きさや見た目で分かる
ヨトウムシ類の幼虫の見分け方を
簡単にまとめてご紹介します。
下記は畑や家庭菜園で頻繁に
出現するヨトウムシの幼虫の
種類になります。
その1.ヨトウムシ
シャクトリムシ状に歩く、
緑色が特徴のヨトウガの幼虫、
ヨトウムシ。
小さい頃の見た目は緑色ですが、
大きくなるにつれ色も大きさも
変化していきます。
ちなみに老齢幼虫になると
体長は40~50mmになります。
その2.シロイチモジヨトウ
緑色から黒紺色など
多彩な色が特徴的な
シロイチモジヨトウ。
見た目はヨトウムシに似てますが、
シャクトリムシ状に歩きません。
ヨトウムシやハスモンヨトウに比べ、
小ぶりで体長約30mmになります。
その3.ハスモンヨトウ
頭の後ろにある黒い斑紋が
特徴的なハスモンヨトウ。
若い頃の幼虫は緑色ですが、
中齢以後は黒褐色に変化します。
さなぎになる前の老齢幼虫の
大きさは40mmになります。
まとめ
このようにヨトウムシと一言で
まとめてみても画像で見ると
様々なタイプが存在することが
わかります。
農業を生業にする農家であれば
農薬による消毒等が害虫対策の
1つとして考えられますが…
ヨトウムシの種類により
農薬の効果が有無がありますので、
しっかりと見極めて消毒を行うことを
おすすめします。
夜になるとこっそり現れ
お腹いっぱいになるまで
作物を食い荒らすヨトウムシ。
その生態や姿を考えるだけで
イラっとしますがもし家庭菜園や
畑でヨトウムシを見た場合は、
大切な作物が食い荒らされる前に
早めの防除を心掛けましょう。
今回のヨトウムシの幼虫について
簡単にまとめると
・ヨトウムシは夜盗蛾の幼虫
・種類は主に3種類
・早期発見、早期防除がおすすめ
になります。
農業に関する疑問やお悩み等、
その他ご質問がありましたら
お気軽に下記よりご連絡ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ブログ「農家ログ(名前は考え中)」の管理人りょー。 脱サラして新規就農する方、すでにしている方にアラサー現役農家りょーが農業に役立つ情報を福岡の田舎からお届け。現実的に語らなきゃ意味ない!ので結構辛口な面も時折ありますが…根は良いヤツだと思いますw 好きなモノ:温泉、麻雀、お酒、辛いモノ、女子w
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