こんにちは!
30代脱サラ農家の
りょーです。
今日も農業に関する情報を
わかりやすくご紹介します。
さて今回のテーマはというと
農業の3K
についてお話しします。
会社や工場に勤務すると
耳にする3K(さんケー)という言葉。
主に労働環境や作業内容が
「きつい」「汚い」「危険。」といった
き(Ki)の頭文字を並べた言葉ですが、
農業の3Kはどんなイメージなのでしょうか?
僕自身は現役農家なので、
世間が見る農家のイメージは
やっぱり気になるところ。
そこで 今回は農業の3Kとは
どんなイメージなのか?昔と今の違いを
比較しまとめてみることにしました。
農業の3Kとはどんなイメージ?
マイナスのイメージが強い3Kですが、
農業の3Kについて世間はどのように
見ているのか?
まずはネット上の口コミを調査し
まとめてみることにしました。
農業ってやっぱり3Kがついて回るからね…
— CANTER_K (@mfcanter_k) July 15, 2019
【みんなに知って欲しい】
農業って
世間のイメージ通り
めっちゃ(3K)の業界なのです。・感動
・感激
・感謝土にふれて、風を感じ
お陽様からパワーをもらい☀️おいしいご飯をたべて
自然の恵みに感謝する🍙体の底から感動できる『食』を
もっともっと、子どもたちに体験してほしい😆! pic.twitter.com/fa9tWKqilS— マノマノ🌾 (@manomano_farm) March 30, 2019
同年代の人にしかわからないかもしれませんが、
昔、「3K」と呼ばれる職業があった気がする。
農業もその中に含まれてたんじゃなかったかな?
3Kの「K」は、キケン、キタナイ、
と、もうひとつ何だったけ?
全てうろ覚え、スミマセン・・・(汗)
— ミヅキサオリ@半農半ライター@哲学者になりたい (@M8zAhDkChWDNMbQ) April 20, 2019
なぜ農業かと言われても
全く浮かばない!と思ったけど
そういえば
3K(キツイ、くさい、きたない)
と言われる農業を
自分はどこまで楽しめるか。
やってみたくなった。— のあら (@noahlalara) May 29, 2019
農業は3Kと言われてる
・カッコ悪い
・汚ない
・稼げないそんな事はない。
食糧生産の現場で働いてる農家さんはとてもカッコ良いインドネシアの73歳のお父さんが背中で語る職人技は素晴らしい pic.twitter.com/R6tXfKeEvi
— Kenta Tsuchiya@🇮🇩インドネシア大学院生 (@tsuchiya1991) June 10, 2019
私の地域でバリバリ羽振りのいい農家さんから教えてもらった。「どんなに夜遅くとも5時起床、すぐ草刈り。」カラダが強すぎる。「農業は3Kや!きもちいいくらい、かっこよく、稼げる」たしかにこのおっちゃん、田舎には不釣り合いなフェラーリに乗っておられる。農業は夢がありすぎる。よし、がんばろ
— Antony “Louis” Okada 岡田アントニー (@antonoabc) June 26, 2019
農業の3Kのイメージについて
ネット上の口コミをまとめると
【マイナスの3Kイメージ】
きつい、汚い、くさい、給料安い、カッコ悪い、危険
【プラスの3Kイメージ】
感動、感激、感謝、きもちいい、かっこいい、稼げる
という結果に。
結論から言うと世間から見る、
農業の3Kのイメージは
見る人による
ですね。
見る人により3Kは
マイナスのイメージもあれば、
プラスのイメージもある。
しかも3Kどころか6Kぐらいありますがw
ただ全体的に口コミをみると
やはり世間の目は農業に関して
マイナスのイメージが強い傾向があるようです。
昔の農業の3Kのイメージ
ネット上での農家の3Kの
イメージは様々でしたが、
ぶっちゃけた話。
昔の農業の3Kは何だったのか?
本当の3Kが知りたかったので
調査したところ
「きつい」「きたない」「カッコ悪い」
が主のようです。
ただネット上の情報では、
「カッコ悪い」→「稼げない」「危険」「結婚できない」
ともありましたが、
昔の農業の3Kのイメージを考えると
「きつい」「きたない」「カッコ悪い」
が正しいかなと。
昔の農業の3Kのイメージがある、
日本は当時、高度経済成長期。
- 若者の都会進出
- サラリーマンの加速
が普通だったこと考えると
農家が儲かる職業だったとしても
当時の若い世代の男性はスーツを着て
安定した収入を得る都会のサラリーマンに
憧れる方が多かったのではないかと思います。
今の農業の3Kのイメージ
では令和になった今!
農業の3Kのイメージは?
というとこの3Kのイメージは
未だに定まってない
になります。
現在、昔の農業の3Kの
マイナスなイメージを払拭する為、
今、若い世代が農業の新3Kを定義しています。
新3Kの定義は
- 「感動」「感激」「感謝」
- 「かっこいい」「感動できる」「稼げる」
といった言い回しがありますが、
その中で「感動」「稼げる」といった言葉は
すでに新3Kとして固定しつつあるようです。
果たしてこの先、
農業の3Kはどのように進むのか?
気になるところですね。
現役農家が思う農業の3Kについて
ここからは実際に農家になって
僕が感じた農業の3Kをご紹介すると
僕の中で農家の3Kのイメージは2つあり、
- 「きつい」「汚い」「稼げない」
- 「感動」「感謝」「稼げる」
になります。
まさに昔と今という感じですが、
なぜ僕の中で3Kが2つなのか?というと
自分次第でどちらにでも転ぶから
になります。
僕自身、農業に飛び込んで
実際に自分で農業を始めて
最初に感じたのは、
「きつい」「汚い」「稼げない」
でした。
今もその途中ではありますが、
正直、農業ってめっちゃ大変ですw
- 農作物の育成・管理
- 病害虫、災害対策
- 長時間労働
といった条件が当たり前の中、
ひたすら考え汗水流して行動します。
時には凹み、時には安堵し、
この辺、語ると長くなるので割愛しますが。
おそらく農業の3Kを知らない方からすると
「農業、誰でもできるんじゃね?」「農家って楽そう!」
という感じかもですが、このイメージで
新規就農した場合、始める前にイメージしていた
全く真逆の環境が待っている確率が高いです。
まさに体感する農業の3K
「きつい」「汚い」「稼げない」
ですね。
時には「こんなはずではなかった…」と
後悔する方もいらっしゃるかもしれません。
現役農家の僕がこんな話をすると
農業という職業はかなりハードな
イメージになりますがただこの状況は
自分次第でどうとでもなります。
ようは毎日大変と感じる農業に対し、
どれだけ工夫をこらすか?
が大事。
もっと効率よくするには?稼ぐ為には?
と思考し行動し、試行錯誤した結果が、
「感動」「感謝」「稼げる」に変わっていきます。
結局は自分次第ですが、
ただ僕が思うに農業の3Kの
イメージがプラスにせよマイナスにせよ
「稼ぐ」というキーワードは
僕の中では絶対に外せません!
結局、「稼ぐ」がないと
現実的に生活ができませんからね。
カッコ悪いとかカッコいいとか、
ご飯を食えるか食えないか?から
考えるとそんなのはどうでもいいですw
農家として生計をたてるなら
綺麗ごと抜きで「稼ぐ」が大事で
この「稼ぐ」のプラスかマイナスかが
3Kの分かれ道ではないかと僕は思います。
まとめ
農業の3Kについて
まとめてみましたがいかがでしたか。
現役農家の僕自身は
農家の3Kは自分次第で
どちらにも転ぶと思ってますが、
時代を考えると
「感動」「感激」「感謝」
の新3Kになるのではないかと
感じています。
AIにIOT時代は刻一刻と変化し、
その時代に合わせて農業も劇的に
変化しています。
無人のトラクターに
ドローンによる消毒散布、
IOTによる温度、湿度管理、
AIによる作業指示。
最新のテクノロジーを
もっと身近に農業に取り入れれば、
農業のあり方は大きく変化していく、
今はその途中かなと思います。
日本の未来の農業に幸あれ。
農業の3Kについて
簡単にまとめると
・昔はきつい、汚い、稼げない
・今は感動、感激、感謝
・3Kは農家のやり方次第で変化する
になります。
農業に関する疑問やお悩み、
その他ご質問・コメント等が
ありましたらお気軽に下記よりご連絡ください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ブログ「農家ログ(名前は考え中)」の管理人りょー。 脱サラして新規就農する方、すでにしている方にアラサー現役農家りょーが農業に役立つ情報を福岡の田舎からお届け。現実的に語らなきゃ意味ない!ので結構辛口な面も時折ありますが…根は良いヤツだと思いますw 好きなモノ:温泉、麻雀、お酒、辛いモノ、女子w
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