オランダの農業の特徴を全まとめ!ITや機械の使い方を日本と比較してみた

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農業の問題・対策について

こんにちは!

30代脱サラ農家の
りょーです。

今日も農業に関する情報を
わかりやすくご紹介します。

さて今回のテーマはというと
日本の農業ではなく

オランダの農業

についてまとめます。

突然ですが、
皆さんは、オランダの農業が
どのようなカタチかご存知でしょうか?

農業をしてる方は、
何となく知ってる方も
いらっしゃるかもしれませんが…

実は日本では
ほとんど耳にしないオランダは
農産物輸出額、世界第2位の
農業大国になります。

しかもオランダの国土面積は
なんと日本の九州程度というw

なぜ国土面積が小さいのに
農産物の輸出額は第2位なのか?

農家の僕としては
オランダの農業に関して
いろいろと気になっているので。

今回はオランダの農業の特徴や
日本との違いを比較しまとめて
みることにしました。

 

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オランダの農業大国になった理由とは?

日本の九州程の国土で
農産物輸出額は世界第2位を誇る
農業大国、オランダ。

なぜ日本より狭い国土で
これだけの生産ができるのか?
その理由に迫ったところ、
僕の中での答えは

  1. 栽培方法
  2. 管理能力
  3. 共有意識

の3つが優れている点にあると思ってます。

オランダの農作物の大量生産の
裏側に迫る為にまずオランダの
農業の歴史を調べるとオランダは

  • 国土が狭い
  • 国土の4分の1が干拓地

といった状況の中、
世界と渡り歩くために
農作物の選択と効率化
徹底的に行ったことで今の
農業大国の地位を築いています。

 

オランダ農業の特徴!日本と比較してみた

具体的にどうようなことを行い、
農業大国の地位を築いたのか?

僕がオランダの農業を調べて感じた
オランダの大量生産の秘密である

  1. 栽培方法
  2. 管理能力
  3. 共有意識

についてまずは
オランダの農業の特徴を
チェックしていきましょう。

 

特徴その1.限られた品種に注力

日本では米、麦、大豆をはじめ、
果物、野菜など様々な農作物を
栽培していますがオランダの
農作物は主に

  • ジャガイモ
  • たまねぎ
  • にんじん
  • トマト
  • パプリカ
  • きゅうり

といった 限られた品種に注力し、
大量生産しています。

日本の農業は農作物の
選択肢が多岐にわたりますが、
オランダの農業は選択肢が狭い。

この選択肢の狭さが
栽培ノウハウの蓄積につながり、
農作物の大量生産につながっていると
考えられます。

 

特徴その2.働き方が多様

日本で農業をする場合、
個人農家は農業の仕事全般、
雇用側は収穫や出荷などが主ですが、
オランダの場合は

  • 会計
  • 人事
  • ハウス担当
  • 出荷

等の作業を農業に携わる人たち、
それぞれが分担しています。

1つのことに
徹底的にこだわることで
人の能力を最大限に引き出し、
仕事の質を高めているようです

 

特徴その3.IT、機械によるマネジメント

日本の農業で機械は当たり前で
最近、ITの導入が進んでいますが、
オランダの場合は、IT、機械による
マネジメントが圧倒的にずば抜けています。

ITの面では

  • 労働者の労働時間に成績
  • 収穫量
  • 天候

等が全て可視化され、
また機械の面では

  • 温度、湿度、二酸化炭素の濃度管理

等を行い常に植物が
最適に育つ環境を自動的に
コントロールしています。

 

特徴その4.各分野にスペシャリストを完備

農業大国オランダの
農業に対する熱が凄いのが
農業に関するスペシャリトが
各分野に存在することです。

オランダの農業では様々な専門性を持つ
コンサルタントが存在し、彼らが農家に
対し具体的なアドバイスを行っています。

日本の場合、農業にコンサルを
入れるは稀ですがオランダでは、
これが普通のスタイルとして
浸透しています。

 

特徴その5.情報の共有化

オランダの農業は輸出する
農作物の品種は少なく生産は多くですが
栽培に関する情報は全て共有スタイルです。

つまり全て丸裸スタイル何ですね。

日本だと農家の知恵は
武器として一部の人または
自分だけのモノとしますが、
オランダは栽培に関する情報を
全てオープンにしています。

 

特徴その6.輸出志向

オランダ農業の主に輸出志向です。

国内消費を大幅に上回る農作物が
生産が行われ、その作物を世界に
輸出しています。

完全に輸出を目的に栽培する
オランダの農業。

輸出と言うよりも陸つなぎなので
言い方は輸送になりますが世界と
渡り歩くためにも外に出すことを
目的としているようです。

日本はどちらかというと
輸出と言うよりも国内での
消費を目的にしていますが…

日本の食品排気量は約1,800万トン!

世界で一番食べ物を捨てる国で
ある事を考えると今後は輸出を
考えるべきかなとも感じます。

以上がオランダの農業の特徴、
そして日本の農業との違いを
比較した結果になります。

 

まとめ

 

オランダの農業の特徴について
まとめてみましたがいかがでしたか。

他国と比較すると日本の
農業のレベルがよくわかります。

オランダの国土は九州程なのに、
農業に取り組む意識や考え方が
全く別物であることが分かります。

オランダのような農業大国に
日本がなる事が良いとは思えませんが…
(食べる農作物が少なくなるから)

ただパクれるところは
パクって日本の農業の質がもっと
高くなればいいなと僕は思います。

僕は独自路線でパクりまくる予定です。

新しいことにどんどん挑戦は大事です、
だって本音は最終的に楽したいからw

終わり。

オランダの農業の特徴について
簡単にまとめると

・農作物の品種選定、管理能力、共有意識が高い

になります。

農業に関する疑問やお悩み、
その他ご質問・コメント等が
ありましたらお気軽に下記よりご連絡ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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