農家で年収500万を目指すには?現実的に農業で稼ぐ方法をわかりやすく解説

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農業の問題・対策について

こんにちは!

30代脱サラ農家の
りょーです。

今日も農業に関する情報を
わかりやすくご紹介します。

さて今回のテーマは

農家で年収500万を目指す

についてです。

脱サラして農家になる!

までは全然OKですが、
誰もが農家になる時に
まず初めに気になるのが
年収ではないでしょうか?

「今の職種から離れたい!」
「自然の中で仕事がしたい!」

と、どんなに心で思っても
ぶっちゃけた話、前職の時よりも
豊かになりたいのが本音かと思います。

年収500万、
この数字が多いか少ないかは
個人により様々だと思います。

今回は 農家で
年収500万を目指すには、
どうすればいいのか?を
現役農家の僕が農業で稼ぐ方法を
まとめていきたいと思います。

 

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そもそも農家で年収500万は可能か?

まずはじめに。

農家で年収500万は
そもそも現実的なのか?

ここからお話しますと
農家で年収500万という数字は

現実的にクリアできる数字

になります。

なぜそう言いきれるのか?というと
平成28年度に農林水産省が調査した
農林水産省農業経営統計調査では
全国の農家の平均年収が456万円
であることが分かっているからが
1つの理由にあげられます。

全国の生産地により農家の年収の
平均が400~800万と開きがありますが
この数字は農家年齢は関係していません。

なので若くして
新規就農する方であれば頑張れば
すぐにクリアできる数字だと思います。

っというよりも
脱サラして農家を始めたり、
農家を継いだりする訳ですから
やはり 若くてやる気がある人ほど、
この年収500万数字は目標or通過点と
考えることをおすすめします。

年収という言葉は、

1年間の収入の合計

を表しますし本当の
手取り年収というのは、

  • 税金
  • 経費(肥料、農薬、機械、人件費)
  • 保険

等の差し引かれた後に
手元に残るお金を指します。

農家になるとサラリーマン時代に比べ、
これまでとは比べ物にならないくらい
お金も大きく動きますし手元に残るお金
大きく変わってきます。

しかも自然が相手なので確実な安定性もない。

だからこそ農業で
年収500万という数字は
生活する為に稼ぐ必要がある
1つの基準であるということを
頭に叩き込んでおきましょう。

 

農業で現実的に年収500万を稼ぐ方法

では農家に転身し
現実的に農業で年収500万を
稼ぐにはどうすればいいのか?

ここから具体的な稼ぐ方法を
まとめていきますね。

農業で稼ぐ方法に関しては
いろんなやり方が沢山ありますが、
まず農業で年収500万を稼ぐにあたり、
押さえておいて欲しいのが

農業の売上の公式

です。

公式と何だか難しそうな
イメージがありますが簡単な掛け算でして
全体の売り上げ(年収)を出す公式は

農作物の販売単価×販売数量×生産規模=売上

であることを押さえておけばOKです。

一体どういうことなのか?
文字で説明すると難しいので
分かりやすく事例を出しますね。

例えばキャベツが1キロ200円で
1反(10a)で5000株植え付けが可能とすると?

200円×5000株×1反(10a)=1,000,000円

という数字が成り立ちますね。

これが 単純な農業の売り上げです。

後は、どのくらいの生産規模(面積)があるか?

が農家の売り上げ(年収)を
底上げする重要なカギになります。

例えば先ほど例に挙げた
キャベツが仮に1反(10a)、
上記の数字だったとします。
(※かなりざっくりな例えです。)

では面積を3反(30a)作ったら?
この場合の売り上げは単純計算で

200円×5000株×3反(30a)=3,000,000円

の図式が成り立ちます。
(※生産規模(面積)は反で数える)

つまり農家の年収を
単純に上げる場合は

  1. 農作物の販売単価
  2. 収穫量(販売数量)
  3. 面積生産規模(面積)

かけ合わせれば良いだけなんです。

先ほどの復習として
ざっくりな例えをご紹介すると
レタスが500円、収穫量が5000株、面積が30a
だったら売上はどうなるでしょうか?

500円×5000株×3反(30a)=7,500,000円

になります。

あくまで上記の数字はたとえですが、
これが農業では現実になります。

単純に数字だけ見ると
「年収(売上)凄っ!」って感じですが、
ただしこの数字は売上であって
手取り年収ではありません。

冒頭でお伝えした通り、
売上(年収)から

  • 税金
  • 経費(肥料、農薬、機械、人件費)
  • 保険

等が引かれ手元に残るお金は、
全てを差し引いた後になります。

農家で年収500万は現実的ですが、
手取り年収500万は難しい。

年収と手取りの違いを押さえた上で
そして

手取りを多くするためにはどうすべきか?

を考えて工夫をしていくことが
何よりも大事であることを
覚えておいてくださいね。

 

まとめ

 

農家で年収500万について
まとめてみましたがいかがでしたか。

この記事では年収500万の
流れをいろいろと語りましたが…

ちなみに現在の
僕自身の年収はというと
実は農業の年収500万もありませんw

というよりも現在、農業を初めて
1年目であり農作物の栽培中なので
逆に収入がないに等しいと言った方が
正しいかもしれません。(※2019年8月現在)

とは言っても、
この年収500万と言う数字は、
通過点に過ぎないので来年、再来年あたりに
クリアし次の目標に向かっているかなと
思っています。

目的地はこの先にありますがその為にも、
まずは年収500万をクリアです!

僕自身が農業で年収500万をクリアした際は
この記事に新たに追記していきますね。

この記事が
これから新規就農する方に
少しでもお役に立てれば幸いです。

今回の農地を借りる場合の相場についてまとめると

・最終的に農業委員会の許可をもらう
・探し方は農家さんアポ、各機関へお願い、農地中間機構
・1番いい方法は農家さん直接アポ

になります。

農業に関する疑問やお悩み、
その他ご質問・コメント等が
ありましたらお気軽に下記よりご連絡ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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