ハダニはどこから来るのかを徹底調査!室内と屋外の予防・対策も紹介

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農薬・防除・対策について

こんにちは!

30代脱サラ農家の
りょーです。

今回は農家の天敵である、
ハダニはどこから来るのか?
についてまとめていきたいと思います。

ガーデニングや農作物等、
植物を栽培している方なら、
1度は見たことがあるハダニ。

大切な農作物を育てていると
何やら赤い点が…「一体、何だ?」
と思い目を凝らしてるとハダニが
沢山いたなんて事例は少なくありません。

室内でも屋外でも突然、
ふとやってきて繁殖するハダニ。

ハダニは一体どこから来るのか?
僕ら農家にとっては天敵なので、早速、
ハダニの生態を元に調査していきます。

それでは早速、参りましょう!

 

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ハダニはどこからやってくる?

室内でも屋外でも突然現れ繁殖する
ハダニは一体、どこからやってくるのか?

この件について
僕、お得意のネットを使って
調査した結論から申し上げますと

ハダニは風に乗ってやって来る

になります。

「タンポポかっ!」
と一人ツッコみそうでしたが、
このハダニの生態を調べたところ、
簡単にまとめると

節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目ケダニ亜目ハダニ上科に属する生物
出典:https://ja.wikipedia.org

という

クモの仲間

体長が約0.3~8mm
小さい虫であることが分かります。

そんな小さなハダニが
なぜ突然、室内や屋外、農作物に
風にのってやってくるのか?
を調べたところ、主に

  1. 住環境が悪い(住みにくい)
  2. ハダニの繁殖増(規模拡大)

になった場合、糸を出して
風に乗って飛んできます。

ハダニの気持ちになって例えるなら
「あー、飯少なっ、住みにくっ!飛ぼ!」
って感じでしょうか。

人で言う上京に近いかもですが、
相手が農作物を蝕む害虫なだけに
イラっとするばかりです。

 

室内の予防・対策について

室内の観葉植物や農作物に
突然、やってくるハダニですが、
室内にハダニが出た場合は、
どんな予防・対策が有効なのか?

を簡単にご紹介すると

  • 予防としては強風の日は窓を閉める
  • 対策としては水or農薬

が有効になります。

ハダニは風にのって外から
室内に入ってくるので 強風の時は、
できるだけ窓を閉めることをおすすめします。

もし室内に侵入してきた
ハダニを確認した場合で
まだ植物にハダニが少ない時の
対策としては水の散布(霧吹き等)が有効です。

ハダニは体が小さく水に溺れるので
霧吹きなどで水をかけると溺れて
個体数を減少できます。

またすでに葉裏に糸を出し
大きく繁殖している場合は、
ダニ専門の農薬にて防除し
全滅させましょう!

ハダニはメス一匹いると
1日に数個から10個、生涯に
約100個の卵を産卵します。

メスを退治しない限り、
繁殖を抑える方法はないので、
見つけた際は全滅させることを
意識し人間VSハダニに勤しんでくださいね。

 

屋外の予防・対策について

またハダニの繁殖が
屋外の場合の予防・対策ですが、
こちらの

  • 予防は雑草の防除・水
  • 対策としては農薬or水、ミヤコカブリダニ

による防除がおすすめです。

まず屋外の予防ですが、
基本的に風にのってくるハダニを
農作物に付着させない方法はありません。

なので屋外のハダニの予防としては

  1. 農作物近くの雑草防除
  2. 定期的な霧吹きでの水やり

が有効な予防と言えます。

また屋外でハダニが発生した場合、
農家目線でハダニ対策をするなら
ハダニ専門の農薬を散布することが
1番手っ取り早いです。

室内同様に全滅させる意識をもって
防除することをおすすめします。

またその他のハダニ対策として

ミヤコカブリダニ

を設置するという方法もあります。

「ミヤコカブリダニって何や?」

って感じかもしれませんが、
ミヤコカブリダニを簡単に説明すると

ハダニを捕食するダニ

になります。

目には目をではなく虫には虫をです。

ハダニを捕食する
ミヤコカブリダニを飼育すれば卵から
成虫までの全発育ステージを捕食します。

まさに農薬、手間いらずの
ありがたすぎる益虫ですが、
このミヤコカブリダニを飼育する場合、
農薬の種類に制限がかかります。

農薬の種類にもよりますが、
ミヤコカブリダニに有効な農薬が
ありますのでその点を考慮して
飼育するようにしましょう。

「俺は無農薬で行く!」

って方にはおすすめかなと思います。

ミヤコカブリダニをボトルに
封入した生物農薬はこちら。

 

まとめ

 

今回はハダニはどこからやって来る?
についてまとめてみましたがいかがでしたか。

簡単にまとめると
ハダニはクモの一種であり、
糸を出して風にのってやってくる!
ことがわかりましたね。

室内、屋外関係なく、

  • 風が強い日
  • 4月11月の間

はハダニが発生しやすいので
注意しましょう。

もしハダニを見つけた時は
大切な農作物を守る為にも
防除が不可欠であることを
覚えておいてくださいね。

今回のハダニは
どこからやって来る?について
簡単にまとめると

・糸を出し風にのってやってくる
・室内の予防は窓を閉める、対策は水or農薬
・屋外の予防は雑草の防除・水の散布、対策はハダニ専門の農薬

になります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

農業に関する疑問やお悩み等、
その他ご質問がありましたら
お気軽に下記よりご連絡ください。

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