お礼肥えとは一体何?肥料をやる時期とやり方まとめ

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土作り・肥料について

こんにちは!

30代脱サラ農家の
りょーです。

今日も農業に関する情報を
わかりやすくご紹介します。

さて今回のテーマは

お礼肥え

についてです。

新米農家として駆け出した時、
よく先輩農家に言われた

「礼肥えしたか?」
「お礼肥えばせんといかん!」

農業の専門用語、お礼肥え。

当時の僕は一体、何を言ってるんだ?

と疑問を感じていましたが、
今はお礼肥えの意味もわかり、
お礼肥えの大切さもひしひしと
感じています。

とは言っても、
これから農業未経験の方が
農業を始めるとなると必ず僕と
同じように「?」マークが出て
困ると思うので。

今回はお礼肥えとはについて解説します。

肥料をやる時期ややり方までまとめているので
今後の参考にしてみてくださいね。

 

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お礼肥えとは一体何?

農家さんの会話の中では
当たり前のように出てくる用語、
お礼肥え。

地方により礼肥えという事もありますが、
一体お礼肥えとは何なのか?

ご紹介すると

お礼(感謝)の意味込めて行う施肥

になります。

結局は肥料を与えるとには
変わりありませんがw

その他の施肥と何が違うのか?
というとお礼肥は花木や果樹等の
果樹を成長させる為の追肥と違い、
収穫が終わった後に行う施肥になります。

花木類の開花期の終わりや果実の収穫後は
植物自体が力を使い果たし弱っています。

この植物に対し、お連れ様の意味を込め、
栄養を補給する為に与えるのが
お礼肥えです。

つまりお礼肥えとは、
「今年、お疲れ様でした!」の
感謝の気持ちを行う施肥のことと
覚えておきましょう。

 

お礼肥えの時期はいつ?

続いてお礼肥えをやる時期について
こちらは育てる植物により果樹の実りが
異なる為、確定した時期がある訳ではありません。

お礼肥えの目安の時期としては

  1. 花木類の開花期の終わり
  2. 果実の収穫後

を目安に施肥を行いましょう。

 

お礼肥えの種類とやり方について

お礼肥えのやり方の前に!

まず肥料の種類についてご紹介すると
お礼肥えの種類は主に

速効性の高い肥料を用いる

ことが多いです。

お礼肥えの意味は
冒頭でお話した通り、感謝の意ですが、
目的は開花期終わり後、収穫後の

  1. 樹勢回復の為
  2. 来年の収穫の為

が主なので 今の植物の状態に適した
速効性の高い肥料を与えることを
押さえておきましょう。

具体的な肥料の種類で言えば、
液肥や化成肥料などのおすすめです。

肥料の種類が分かったところで
お礼肥えのやり方について
チェックしていきましょう。

育てる植物により
お礼肥えのやり方は変わりますが
果樹等の花木類の場合は

  1. 株元は避け枝先端下に10cmほど穴を掘る
  2. 株元周りに肥料を散布する
  3. 土をかぶせる

になります。

植物の1年の頑張りをねぎらって
愛情込めて育てる植物には必ず
お礼肥えを行っていきましょう。

 

まとめ

 

お礼肥えについて
まとめてみましたがいかがでしたか。

農家になると
元肥や追肥、礼肥等、様々な
専門用語が農家さんの間で飛び交います。

専門用語がわからないまま
相打ちをして過ごすのも1つですが、

わからないことは素直に聞く

ことがとても重要です。

そちらの方が、話が膨らみますし、
農家レベルも上がりますからね。

先人たちの知恵を大事に、
今の時代に合わせた農家スタイルをです。

お礼肥えについて簡単にまとめると

・お礼肥えは感謝の意味を込めて行う施肥
・施肥の時期は植物により異なる
・施肥のやり方は穴を掘り、株周りに散布する

になります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

農業に関する疑問やお悩み、
その他ご質問・コメント等が
ありましたらお気軽に下記よりご連絡ください。

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