こんにちは!
30代脱サラ農家の
りょーです。
今日も農業に関する情報を
わかりやすくご紹介します。
さて今回のテーマは
化成肥料の種類
についてです。
初心者でも使いやすくて
効果を感じやすい化成肥料。
農作物を育てる上で
大助かりの化成肥料ですが
販売店やネット上でパッケージを見ると
8-8-8とか10-10-10等、多数の種類が
存在することがわかります。
毎回のことですが、
一体どれがおすすめ?
と化成肥料選びに迷うので。
今回は 化成肥料の種類を簡単に
まとめてみることにしました。
また化成肥料の目的に合わせた
おすすめの使い方もまとめているので
今後の参考にしてみてくださいね。
化成肥料の種類をまとめてみた!
それでは早速、
化成肥料の種類について
ご紹介すると化成肥料は主に
- 普通化成肥料
- 高度化成肥料
の2種類が存在します。
この2つ種類の違いは何なのか?
名前からなんとなくイメージできますがw
その答えは
肥料の3要素の成分含有率の違い
になります。
普通化成肥料とは?
普通化成肥料は
肥料の3要素である
- 窒素
- リン酸
- カリウム
の
配合合計が15~30%
の化成肥料のことを言い、
一般的に家庭菜園や農業で
使用されることが多い肥料になります。
例)8-8-8など
高度化成肥料とは?
一方、高度化成肥料の肥料3要素の
配合合計が30%以上のもの
を言います。
名前の通り、
肥料の3要素の成分が
たっぷり含まれている肥料なので
普通化成肥料に比べ植物に大して効き目が
早いのは言うまでもありません。
例)14-14-14
ちなみに化成肥料が普通か高度かは
肥料の3要素の含有率を足し算すると
わかります。
- 8-8-8の場合は24%
- 14-14-14の場合は42%
って感じです。
目的に合わせた使い方について
普通と高度、
2種類ある化成肥料ですが
一体どちらを使えばいいのか?
目的に合わせた使い方について
簡単にご紹介すると
- 普通は追肥、元肥
- 高度は追肥
になります。
農作物により普通と高度の使い方は
異なりますが概ね、この認識でOKです。
普通化成肥料は
肥料の3要素が15-30%と低い為、
過剰に散布しても植物へのトラブルが低く
追肥、元肥どちらにも適してます。
一方、高度化成肥料は
普通化成肥料(8-8-8-)の約2倍と
濃い肥料成分を有しているので元肥として
使用すると散布ムラにより植物の生育不良、
肥料やけを起こすことがあります。
普通と高度では
肥料成分が大きく違い、
また速効性も大きく変わりますが、
安全に化成肥料を使用してきたい!
のであれば 普通化成肥料を
使っていきましょう。
まとめ
化成肥料の種類について
まとめてみましたがいかがでしたか。
最後に化成肥料を施肥する時に
押さえておきたいポイントを
申し上げますと
バランスよく
を覚えておいてください。
化成肥料は有機肥料と違い、
速効性に優れている肥料ですが、
- 肥料やけ
- 土壌改良ができない
といったデメリットがあります。
なので化成肥料を使う場合は、
化成肥料のデメリットを理解した上で
土壌や有機肥料の施肥とのバランスを
取りながら使用していきましょう。
今回の化成肥料の種類について
簡単にまとめると
・種類は普通、高度
・使い方は元肥、追肥
・ポイントはバランスよく
になります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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ブログ「農家ログ(名前は考え中)」の管理人りょー。 脱サラして新規就農する方、すでにしている方にアラサー現役農家りょーが農業に役立つ情報を福岡の田舎からお届け。現実的に語らなきゃ意味ない!ので結構辛口な面も時折ありますが…根は良いヤツだと思いますw 好きなモノ:温泉、麻雀、お酒、辛いモノ、女子w
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