農地を借りるにはどうすればいい?田んぼや畑の探し方を現役農家が紹介

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農地について

こんにちは!

30代脱サラ農家の
りょーです。

今日も農業に関する情報を
わかりやすくご紹介します。

さて今回のテーマは

農地を借りるには

についてです。

「農家をやってみたい!
 けど、農地がない!」

と言う方は全国的に見ても
意外と多いのではないでしょうか?

僕自身は農家あるあるの
先祖の農地に恵まれていたため、
すぐに就農をスタートさせましたが。

僕の周りでは就農したくても
農地を持っていない為、中々、
踏み込めない方がちらほらいます。

どうにかしてあげたくても
アドバイスしか出来ませんが。

ただ僕自身は今後、農地を買う又は、
借りるで規模を拡大する予定なので。

今回は農地を
借りるにはどうすればいいのか?と題し、
田んぼや畑の探し方をまとめてご紹介します。

この記事が全国の新規就農をしたいが
農地に困っている方の手助けに
慣れれば幸いです。

 

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農地を借りるにはどうすればいい?

農地を借りるにはどうすればいいのか?

について結論からお答えすると

農業委員会等の許可を受ける

必要があります。

「は?」って感じの方が
多いかもしれませんがこれは、

  • 農地を貸したい側
  • 農地を借りたい側

のお互いが同意した時の
最後の手続きみたいなものです。

農地法3条に

農地法第3条により農業委員会の許可を受ける必要があり、これらの許可を受けないでした売買(賃借)は効力が生じないことになっています。また、農業経営基盤強化促進法に基づいて農地の貸し借りを行うことも可能ですが、この場合は市町村で「農用地利用集積計画」を定める必要があるため、市町村への申請が必要となります。

とあるように、
農地の売買、貸借にしても
お互いが同意したとしても
最終的に農業委員会の許可許可が
通らなければ農地の権利は認められません。

なので最終的に、
この農業委員会の許可が
関わってくることを前提に
農地を探すように心がけてください。

ではここから農地がない
新規就農者が農地を借りる為の
農地の探し方についてご紹介します。

農地言い過ぎw

 

新規就農の為の農地の探し方3つ

まず農地がなくて
新規就農したい方が
農地を借りる方向で動くとなると
農地の探し方としては

  1. 農家から農地を借りる
  2. 役所、行政に相談する
  3. 農地中間管理機構に行く

が主な方法としてあげられます。

一体どういうことなのか?
分からない方もいると思うので
1つ1つを分かりやすく解説していきます。

 

探し方その1.農家から農地を借りる

「農家から農地を借りる」は
文字通り貸し手の

農家さんとの交渉で農地の貸借が成立

します。

交渉が上手くいけば、
お互いが納得できる形で
新規就農のスタートできるので
1番手っ取り早いのがこの方法です

が!もし身近に
農家さんがいない場合、選択肢としては

  • A.体当たりで農家さんに直接アポを取る
  • B.役所、行政に相談

といった形がほとんどです。

Aの体当たりで農家さんに直接アポは、
勇気と根気が必要ですが農地がない状態で
新規就農をした農家さん達のお話を聞くと
多くの方がこの方法で農地を借りた事例は
かなり多いです。

農家さんに直接アポのケースは

  • 見ず知らずの農家さんに体当たり
  • 師匠になってもらい借りる
  • 知り合いの仲介に入ってもらった

と様々ですが農地の貸借事例で
1番多いケースかなと思います。

 

探し方その2.役所や行政に相談する

田舎に引っ越してきたり、
農家さんに知り合いがいない状態で
農地がない新規就農者がよくとる行動が

役所や行政に相談

です。

この方法は借りる方法としてありですが、

農業をする土地があるか?ないか?

は各都道府県により違うので
ハッキリとおすすめですとは、
僕は言いきれません。

ただ農地を借りる為にどうすればいいのか?

と考えるのであれば、
行かないよりいった方がいいですが、
役所や行政にお願いし農地を探す場合は

就農に対する熱い想い

を述べることが効果的です。

なぜ農地がない状態で
新規就農を志すのか?

役所や行政の方は
必ずと言っていいほど
この部分を深堀していきます。

イメージとしては
ちょっとした面接に近いですが、
ここが相手に響けば 農地の貸借の
優遇も大きく変わってくるので、
自分なりの就農への想いを
考えておきましょう!

 

探し方その3.農地中間管理機構に行く

  • 農家さんに直接アポができない
  • 役所や行政に相談したが返事がない

ここで中々農地が見つからず、
八方塞がりになり就農を挫折される方も
多数いらっしゃいますが、その他に
農地を借りる方法として

農地中間管理機構へ足を運ぶ

という方法が存在します。

「農地中間管理機構って何や?」
って感じですがこの機関は別名、
「農地バンク」と言われる組織で
簡単に事業内容を説明すると

農地の貸し借りの仲介

を行っている公的機関です。

言ってしまえば、
不動産の仲介業者の
農業バージョンですが
農地の貸借の専門機関なので、
安心して農地の貸借が行えます。

また農地中間管理機構こと
農地バンクは各都道府県に
設置してあるのでもし気になる方は

「都道府県 農地中間管理機構」

で検索してみてくださいね。

ここまで農地を借りる方法を
気ままに述べてきましたが簡単に
農地がない場合で新規就農を考え、
農地を借りると行動は

  1. 農家にお願いする
  2. 役所、行政に相談する
  3. 農地中間機構にお願いする

から

農業委員会等の許可を受ける

になります。

 

まとめ

 

農地を借りるにはついて
まとめてみましたがいかがでしたか。

ちなみに僕自身は今後、
規模拡大を考え農地借りる方向で
動きますが、その時の方法としては

1にも2にも農家さんにお願いする!

を選ぶと思います。

なぜ農家さんにお願いなのか?

の理由は「僕が農家だから!」ではなく、
この方法が

自分の好む、望む農地に出会えるから!

になります。

地がない状態で
新規就農を考えても
農地の規模拡大にしても
借りる農地は自分で選ぶ!が
大事ではないかと僕は思います。

今回の農地を借りるには?についてまとめると

・最終的に農業委員会の許可をもらう
・探し方は農家さんアポ、各機関へお願い、農地中間機構
・1番いい方法は農家さん直接アポ

になります。

農業に関する疑問やお悩み、
その他ご質問・コメント等が
ありましたらお気軽に下記よりご連絡ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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