野菜や果物のネット販売を個人でする方法!許可の有無や必要な知識まとめ

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農業の問題・対策について

こんにちは!

30代脱サラ農家の
りょーです。

今日も農業に関する情報を
わかりやすくご紹介します。

さて今回のテーマは

野菜や果物のネット販売、個人編

についてです。

愛情を注ぎ大切に育てた
野菜や果物の販売先の1つとして
注目を集めているネット販売。

これから農家になる方、
すでに農家の方の中にも

野菜や果物のネット販売をしたい!

と考えてる方は意外と
多いのではないかと思います。

ただネット販売となると農業とは畑違い。

J〇や道の駅と違って販売するにあたり、
何かと疑問が出てきますが…

そももの話、野菜や果物の
ネット販売を個人で行う場合、
許可や手続きは必要なのか?

気になるところですよね。

いろいろと調べるのが面倒と言う方に!

ここでは野菜や果物の
ネット販売を個人でする方法を
簡単にまとめてみることにしました。

ネット販売を考えてる方、必見です。

 

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野菜や果物のネット販売を個人でする方法!

野菜や果物等の
ネット販売を個人でする場合、
何を必要でどうすればいいのか?

下記からは農家限らず個人が
野菜や果物をネット販売する時に
気になる点や知っておきたい知識を
わかりやすくまとめてご紹介します。

まずは初のネット販売で
気になる許可にについて
チェックしていきましょう。

 

野菜のネット販売に許可は必要?

まずはじめに。

個人が野菜や果物の
ネット販売をする場合、
販売許可は必要なのか?

について結論から申し上げますと

許可は必要ない!

になります。

農家さん限らず、家庭菜園をしてる方で
野菜や果物をネット販売する際に役所への
届け出や許可が気になる方が
多くいらっしゃいますが…

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

農産物をそのまま販売する場合に限り
販売や届け出の許可は必要ありません。

これが逆に肉や魚といった
生モノであれば許可が必要ですが。

となると、もうこの時点で

「よっしゃ、ネット販売するぜ!」

的なノリになりますが、
まだ続きがありますよーw

 

ネット販売には必ず特定商取引の表示が必要

野菜や果物を
ネットで販売する場合は
販売許可を得る必要はありません。

…が!

実際にホームページやネットショップを作成し、
ネットで野菜や果物を販売する場合は、
必ず「特定商取引法に基づく表示」
記載する必要があります。

「特定商取引法に基づく表示、何やそれ?」

って感じですが、
下記のようなヤツです。

販売業者 野菜タロウ
運営責任者 野菜タロウ
所在地 福岡県
電話番号 090-XXXX-XXXX
電話受付時間
公開メールアドレス
ホームページURL
販売価格
商品以外の必要料金
引き渡し時期
お支払い方法
返品・交換・キャンセル等
返品期限
返品送料

ネットで商品を購入した事が
ある方なら見たことがある方も
多いのではないかと思います。

特定商取引法とは言葉だけ見ると
難しいイメージですが簡単に言ってしまえば、
購入者に安心して買い物をしてもらうための
表記のようなものとお考えください。

「特定商取引法に基づく表示」は個人が
自らホームページやネットショップを作成し
ネット販売する時に必ず必要になる項目なので
しっかりと押さえておきましょう。

上記に記載してある
「特定商取引法に基づく表示」の
テンプレートはそのまま使えるので
必要な方はコピペしてお使いください。

 

野菜や果物を加工品は許可がいる!

「特定商取引法に基づく表示」を
表記すれば個人でも野菜や果物の
ネット販売。

では野菜や果物の加工品はどうなのか?

というと実は

野菜や果物の加工品の販売するは許可が必要

になります。(ジャム、ジュース、漬物等)

「野菜や果物OKなのに
加工品ダメってなんやねん!」

って感じですが、
ダメなモノはダメですw

果物のジャムやジュース、
野菜をベースにした漬物等の
加工品は基本的に

自治体の許可が必要

になり、この自治体の許可を得るには、

  1. 食品衛生責任者(人的要件)
  2. 食品を作る場所、施設(設備要件)

を満たす必要があります。

もういろいろと面倒そうな
イメージがしてきましたが、
そう、面倒なんですねw

例えるなら車の免許のような感じです。

実技があって筆記があって
合格的な感じで考えると
いいかもしれません。

野菜や果物の加工品を
ネット上で販売するまでの
流れを簡単にまとめると

  1. 食品衛生責任者の資格を取る
  2. 専用の調理室の用意(台所不可、委託OK)
  3. 自治体に許可を申し出る

といった3段階があるので、
もし野菜や果物の加工品の販売を
ネット用で行う場合は人的要件、
設備要件を満たしてから自治体の
許可を得るように頑張りましょう。

 

加工品を販売は食品ラベルが絶対!

自治体から野菜や果物の
加工販売許可をもらえると
ネット販売だけでなく直売所でも
販売は可能になります。

こうなると販売する商品も増え、
販売するのが楽しくなりそうですが
ただ実際に商品として販売する場合は、
原材料や製造者などの必要事項を商品に
表示しなければなりません。

スーパーやコンビニで
販売されている加工品の裏側に
記載してあるラベルですね。

あー、もう…加工品、面倒くさ!ですw

 

まとめ

 

野菜や果物のネット販売を
個人でする方法についてまとめて
みましたがいかがでしたか。

野菜や果物のネット販売は比較的、
簡単ですが加工品を販売するとなると
ハードルが高くなることが
分かりましたね。

でも個人が加工品の販売が
できなくはないことも事実!

まずは野菜や果物の販売から始めて
加工品は後々考えるでそんなノリで
ネット販売を考えてみてくださいね。

今回の野菜や果物のネット販売を
個人でする方法について簡単に
まとめると

・野菜や果物のネット販売に許可はいらない
・ネット販売をする場合は特定商取引の表示が必要
・加工品は許可が必要、ラベルも必要

になります

最後までお読み頂きありがとうございました。

※農業に関する疑問やお悩み、
ご質問・コメント等がありましたら
お気軽に下記よりご連絡ください。

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